【2018年最新版】子どもの身長を伸ばす方法大百科

何に気をつけるべき?子供の身長を伸ばす方法、教えます。

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運動

ここでは、身長を伸ばすために必要な三大要素のひとつ、「運動」について解説しています。

子供の身長を伸ばす方法~運動編~

子供の身長を伸ばす方法として、適度な運動をすることが挙げられます。ではなぜ適度な運動が身長を伸ばすのか。これには「骨端線」の働きが関係しているのです。
骨が成長するとき、「骨端線」から伸びていきます。骨端線とは、簡単にいうと成長期の骨の端にくっついている軟骨です。この部分には骨細胞が密集しており、古い骨を溶かして栄養分に戻す「破骨細胞」と、新しい骨を作りだす「骨芽細胞」がたくさん存在しています。

この骨端線に適度な刺激が加わると破骨細胞と骨芽細胞が活動し、古い骨の栄養分を材料にして新しい骨が作り出され、身長が伸びていきます。
また、運動して筋肉を使うことで、成長ホルモンの分泌が促進されます。成長ホルモンは、骨端線に働きかけて骨を伸ばす働きがあり、急激に身長を伸ばす効果があるといわれています。
さらに、運動をしてエネルギーを使うと、食欲が増します。たくさん食べることで、身長を伸ばすのに必要な栄養素もたっぷり摂ることができますし、疲れた体を休ませるために睡眠をとることにもつながります。運動をすることが身長を伸ばすためのさまざまな相乗効果を生み出すのです。

子供の身長を伸ばす運動とは

バレーボールやバスケットボールなどの選手は、背が高い人ばかりです。競技のルール上、背が高いほうが有利なので、もともと身長が高い人が集まってくるということももちろんですが、実はバレーボールやバスケットボールは、それ自体が身長を伸ばす運動だとも考えられているのです。
科学的な見地では特定の運動で背が伸びるということはまずない、ということですが、 バレーボールバスケットボールのほか、なわとび、ジョギング、バレエ、ダンスなどが適しているのではないかともいわれています。なんにせよ、適度な運動が成長ホルモンの分泌につながりやすいことは確か。お子さんのやりたいことも聞いてみて、適した運動をさせてあげることが一番の方法でしょう。

運動で身長を伸ばすために注意したいこと

運動をするときに気をつけるべき点がいくつかあります。
まず、過度の運動は避けること。一部の筋肉や上半身だけ、下半身だけを鍛える運動は、筋肉はもちろん骨や関節にも大きな負担がかかり、身長の伸びに影響があると考えられています。
また、成長期の骨や関節に負担をかけるという点で、重量挙げやダンベルなどの運動も避けたほうが無難です。筋トレをおこなった場合には、1~5日間、筋肉を休める時間が必要になりますので親御さんが気をつけてあげましょう。

身長を伸ばすためにおすすめの運動

子どもの身長を伸ばすために大切なのは、栄養と運動です。

確かにバレーボールをすれば、水泳をすれば必ず身長が伸びる、といった特定の運動はありません。しかしながら、骨が作られる小児期に、きちんとカルシウムやミネラルを摂取して、運動を続けると骨の発育を促すことができると、順天堂大学医学部小児科の有阪氏も指摘しています[参考文献1]。

では、具体的にどのような運動が身長を伸ばすために有効なのでしょうか。

残念ながら、研究論文などを探してみても「これをすれば子どもの身長が必ず伸びる」という特定の運動は見当たりません。ただ、子どもの低身長や成長を検討するどの研究でも共通して言われているのは、子供にとって運動が成長に(もちろん身長を伸ばすためにも)欠かせないという点です。

これは、運動をすることで子どもの体が適度に動かされ、お腹が空いて食事をきちんととれるようになること。また、体を動かせば成長ホルモンが分泌される夜もしっかりと眠れ、体の成長につながるということでしょう。

つまり、どんな運動でも体を動かすことがまずは身長をノバSYことにつながるというわけです。

また、「ぬかた小児科クリニック」の院長で、子どもの低身長治療専門医でもある額田成ドクターは、同クリニックの公式サイトの中で「縦方向に圧力がかかる運動」が身長を伸ばす運動として適していると指摘しています。

ジョギング、バスケットボール、バレーボール、縄跳び、ダンスなどがその例とされています。

身長を伸ばすためにはやらない方がいい運動

では、どんな運動でもやればやるだけ子どもの身長の伸びにつながるのでしょうか? 結論から言ってしまうと、運動の中にも身長を伸ばすためには避けた方がいい運動というものがあります。

例えば、過度に身体に負荷がかかる運動はそのいい例です。

極度に身体を疲れさせるハードな運動やトレーニングは、睡眠時に分泌される成長ホルモンが“身体の疲れを取る”ために使われてしまいます。成長ホルモンには疲れを回復させる役割と、体の成長を促す役割があります。あまりに体が疲労してしまえば、当然成長ホルモンは疲れからの回復に使われ、成長を促すところまで手が回らなくなってしまうのです。

また、筋トレも過度に関節に強い負荷を与えるウエイトトレーニングは、骨が成長する際に欠かせない骨端軟骨を損傷させる可能性があります。そのため筋トレの中でも成長家庭にあっていない過度な筋トレ、ウエイトトレーニングなどは避けた方がいいでしょう。

子供の平均運動時間

子どもの運動時間は、時代の変化によって少しずつ減っていると言われています。文部科学省がまとめている全国調査報告書では、平成元年以来10年間で子どもの体力が著しく低下していると報告されています。

この原因の1つが、運動不足とされ、実際に小学校5年生の男の子の10.5%、女の子の22.6%が1週間の運動時間が60分未満と報告されています。実際、財団法人学校保健会がまとめている調査報告によれば、1週間の運動時間平均は、小学校1〜2年生が男子で3時間50分、女子が2時間34分。学年が上がると運動時間は増える傾向にあるものの、小学校5〜6年生でも男子が5時間40分、女子が3時間59分と、1日あたり1時間に満たない時間となっていることがわかります。

この記事の参考サイト・文献・脚注

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